リバースエントリーは、トレンドの終わりや反転を狙ったトレード戦略です。この手法は、市場の動きに逆らう形でエントリーすることで、価格が反転したときに利益を得ることを目指します。このテーマでは、リバースエントリーの概念、実際の活用方法、およびそのリスク管理について解説します。
1. リバースエントリーの基本概念
リバースエントリーの基本は、次のような考え方に基づいています。
- トレンドの反転:トレンドはいつか終わりを迎えます。強い上昇トレンドが続いた後の反落や、下降トレンドが続いた後の反発を狙うのがリバースエントリーです。
- 逆張りの心理:市場が過剰反応した結果、価格が極端に上昇または下降しているときに、反転の可能性が高いと判断してエントリーします。
2. リバースエントリーの活用方法
リバースエントリーを実践するための具体的なステップを以下に示します。
a. トレンドの識別
- トレンドの終焉を見極める:チャートを分析し、トレンドの変化の兆候を探します。高値・安値の切り下げや切り上げ、トレンドラインの破れなどがその例です。
b. リバースエントリーのシグナル
- テクニカル指標の利用:
- RSI(相対力指数):過買い(70以上)や過売り(30以下)の水準に達しているとき、リバースエントリーのシグナルと捉えることができます。
- MACD:MACDラインとシグナルラインのクロスを確認することで、反転の可能性を判断します。
- チャートパターンの確認:
- ダブルトップ・ダブルボトムやヘッド&ショルダーなどのパターンが形成された場合、反転のシグナルと捉えます。
c. エントリーとエグジットの設定
- エントリーポイント:
- トレンドの終わりや反転のシグナルが確認できたら、逆方向にエントリーします。例えば、上昇トレンドの終焉を確認したら、ショートエントリーを検討します。
- エグジットポイント:
- 利益確定のポイントは、次のサポートやレジスタンス、またはフィボナッチリトレースメントのレベルを基に設定します。
d. リスク管理
- ストップロスの設定:
- リバースエントリーはリスクが高いため、必ずストップロスを設定します。ストップロスは、エントリー後の価格が逆方向に動いた場合の損失を最小限に抑えるために重要です。具体的には、最近の高値や安値の上または下に設定するのが一般的です。
3. リバースエントリーの実践例
以下は、リバースエントリーの具体的なシナリオです。
- シナリオ:
- 上昇トレンドが続いている株が、RSIが80に達し、ダブルトップを形成した。
- トレンドの終焉を確認した後、前回の高値を超えた場合にショートエントリーを検討。
- ストップロスを前回の高値の上に設定し、次のサポートラインを利益確定ポイントとして設定。
4. まとめ
リバースエントリーは、トレンドの反転を狙う逆張りの戦略です。市場の動きに逆らってエントリーするため、リスクを適切に管理しながら実践することが重要です。トレンドの変化を見極め、テクニカル指標やチャートパターンを利用してエントリーポイントを設定することで、リバースエントリーを効果的に活用することができます。この手法を学び、実践を重ねることで、デイトレードにおける成功率を高めることができるでしょう。


